本記事について
本記事は備忘録を兼ねて、編集ツールの「スピン」と「スピン複製」について記載していきます
「スピン」ツールを左クリック長押しすることで「スピン複製」を選択できるようになるのですが、なぜかやってることは同じです...(Blender2.83の不具合なのかな?)
本記事では以下の通り、進めていきます
本記事の流れ
1:「スピン」の説明
2:「スピン複製」の説明
スピン
それでは早速「スピン」からみていきましょう!
「スピン」は、選択している頂点(オブジェクト)を3Dカーソルを中心に円を描くように押し出す操作です
『3Dカーソルって何??』って方はこちらの記事をどうぞ
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参考【Blender2.83】3Dカーソルの役割と使い方
続きを見る
もういっちょ、『押し出しって何??』って方はこちらの記事をどうぞ
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参考【Blender2.83】押し出しの使い方(領域・法線方向・個別・カーソル方向)
続きを見る
さて、この機能は円形のものを作成するときに重宝します(例えば車のタイヤとかですかね)
シンプルな例をいくつか(2つだけですが..)あげると以下画像のような感じです
こんな感じで、あるメッシュを3Dカーソルを中心に円形に押し出します
スピン実行直後のみ画面左下にパネルが表示されます
そのパネルの項目を紹介していきます
・ステップ:オブジェクトの数です(スピン例1とスピン例2では12に設定しています)
・複製を使用:オブジェクトを複製します(ここにチェックを入れることでのみ「スピン複製」を行うことができます)
・角度:何度回転させるか(360で一周)
・自動マージ:チェックを入れてると、一回転させた(角度を360にした)時のみ最後のオブジェクトを自動的にマージします
・法線を反転:オブジェクトの法線の向きを反転させる
・中心:回転の中心(3Dカーソルの位置)を変更する
・回転軸:グローバルビュー空間の軸を回転させる
以上で「スピン」の説明を終了します(新しく何かわかれば更新していきます!)
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スピン複製
それでは、「スピン複製」の説明に入りましょう!
「スピン複製」は、選択している頂点(オブジェクト)を3Dカーソルを中心に円を描くように複製する操作です
スピン複製をした時の例を二つほど載せておきます(先ほどのスピン例1とスピン例2でそれぞれ「複製を使用」にチェックを入れた結果です)
ただバグなのか私がわかっていないだけなのわからないのですが、「スピン」を左クリック長押しして「スピン」から「スピン複製」に変えても挙動に変化はありませんでした。
ではどうすれば複製できるのかというと、(記憶力の言い方は覚えていると思いますが)左下に出現するパネルの「複製を使用」にチェックを入れることでスピン複製できるようになります!
扇風機の羽根とか作るときに使えそうですね!
まとめ
本記事は以上です!新しい発見等があれば随時更新していきます!
最後に簡単にまとめておきます
・ツールの「スピン」でも「スピン複製」でも同じ結果になる
・「スピン複製」したい時は左下パネルの「複製を使用」にチェックを入れる