本記事について
備忘録も兼ねて、編集モードの「せん断」ツールと「球へ変形」ツールについて説明していきます
「せん断」から「球へ変形」に変えるには、左側のツールバーにある「せん断」を左クリック長押しで変更できるようになります
本記事では以下のような順で説明していきます
本記事の流れ
1:「せん断」の説明
2:「球へ変形」の説明
せん断
「せん断」は、画面の水平方向に選択物をせん断する機能です
せん断って言葉の意味がわからなかったので調べてみると
【せん断】
1 断ち切ること
2 物体内部のある面に沿って両側部分を互いにずれさせるような作用
と出てきたが、編集ツールの「せん断」で使われている意味としては2の方だなと思います
つまり、画面の水平方向に選択物をずれさせる機能だと思ってください
イメージを掴んでもらうために実際に例を
「せん断」ツールを選択すると上記画像のような十字マークが3つ表示されます
それぞれ、せん断したい方向の色の直線をクリック&ドラッグすることでせん断を行うことができます
今回は水色の直線をせん断した結果を表示しています
ちょっとわかりにくいと思うので別角度のスクショも一応張っているのですが、これでもわかりにくいかもしれないですね笑
これじゃわかんないなって方は実際にやってみてください、それが理解への一番の近道です!
「せん断」実行直後のみ左下に表示されるパネルの項目について少し説明します
・オフセット:ずれの具合、値を大きくすればよりずれます(マイナスにすれば逆の方向にずれます)
・座標軸:どの軸を中心にするか(今回は水色と緑色の十時マークがX軸となっています)
・平行の軸:上で決めた座標軸を中心にどの方向にせん断するか(今回は水色がY軸で緑色がZ軸となっています)
・座標系:座標系を決められる
・プロポーショナル編集:有効にするとプロポーショナル編集ができる
以上で、「せん断」の説明は終わります!
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球へ変形
「球へ変形」は、選択物の配置を中点を中心とした形状に変形させる機能です
イメージしやすいように、スザンヌ(モンキー)を「球へ変形」するとどうなるか試したので画像を載せておきます
係数1にするとほとんど球ですね!(こうみるとちょっと怖いな...汗)
「球へ変形」実行直後のみ左下に表示されるパネルの項目について少し説明します
・係数:値を大きくするほど球に近づく(スザンヌは怖くなります笑)
・プロポーショナル編集:有効にするとプロポーショナル編集ができる
以上で、「球へ変形」の説明を終わります!
まとめ
お疲れ様でした、新たな発見や変更点があれば随時追加・更新していきたいと思います
最後に簡単にまとめて本記事を終わりにします
・「せん断」はあるメッシュを平行にずらしたい時に役立ちます
・「球へ変形」はあるメッシュを球状にしたい時に役立ちます
・スザンヌを係数1で「球へ変形」すると怖くなる