目次
本記事の目的
本記事の目的は、Blenderを始めたばかりの方に面の差し込みの使い方を知ってもらうことです!
面を差し込む
Blenderの編集モードには、「面を差し込む」というツールがあります
面を差し込むを行うと面の中に新たな面を作成することができます!
ココがポイント
【面を差し込む方法】
前提:編集モードにしていること
- ツールバーで「面を差し込む」を選択
- 新しく面を作成したい面を選択
- 選択した時に表示される黄色い丸をクリックしてオブジェクト方向に動かす
基本的に隣接する面を選択して「面を差し込む」を行うと、選択した面全てを一つの面とみて面の差し込みを行います
面の差し込みを行うと、3Dビューポート左下に「▶︎面を差し込む」というのが表示されるはずです。
それをクリックすると表示される項目について一つづつ説明していきます
境界
選択部分の真ん中に穴が空いている場合に使用できます
- 真ん中の穴の周囲を含める場合は、チェックなし(内部の境界を考慮しない)
- 真ん中の穴の周囲を含めない場合は、チェックあり(内部の境界を考慮する)
均一オフセット
作成される面の幅を一定にします
ちなみに、オフセットというのは「基準点からの距離で表した位置」のことです。
まぁ単純に「幅」と思っておいてください!
相対的なオフセット
作成される面の幅を、周囲の面の幅に比例するように拡大縮小します
正直使い道がまだわかっていません...笑
いい使い道を知っている方はぜひコメントお願いしますm_ _m
辺レール
もともと存在している辺に沿って、新たな面を作成します
オレンジの線で逆にみにくいかもしれないので一応、補助線ないバージョンも載せておきます
幅
これは選択した面の端からの、新たに作成される面までの幅です
線が見にくくてすいません
それぞれ25cm/50cm/75cmで幅を変えています
深度
これは選択した面と新たに作成した面の深さを表しています(値が+だと盛上がり、ーだとへこみます)
上が「+」(プラス)で、下が「ー」(マイナス)です
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外側に挿入
チェックを入れると、選択した面の外側に面が作成されます
チェックなしの場合は、真ん中の面の中に新たな面ができており
チェックありの場合は、真ん中の面の外側に新たな面ができていることがわかるかと思います
(どちらも真ん中の正方形を選択して面を差し込んでいます)
外側を選択
チェックを入れると、差し込んだ面の外側を選択することができます
個別
複数面選択していた場合、まとめて一つとしてみるのではなく、それぞれ別の面として差し込みを行います
補間
補間は、チェックを入れても外してもオブジェクトの見た目には変化がありません
しかし、UVエディターを開いてみると違いがわかります
補間なし
補間あり
つまり補間はUV展開をした時に、差し込んだ面を面として認識するかどうかを決めるものみたいです
(違ったらコメント等で教えていただけると嬉しいです笑)
補間しておいたほうが、テクスチャ作成の際に細かく操作しやすいので常にチェックを入れておいていいと思います!
(デフォルトでチェックが入っていると思いますが)
ショートカットキー
面の差し込みはツールバーだけではなく、ショートカットキーでも行うことができます
面の差し込みをしたい「 面」を選択してからショートカットキーを押してください
ココがポイント
【面を差し込むショートカットキー】
「Iキー」:面の差し込み
まとめ
お疲れ様です〜
最後に簡単にまとめて終わります〜
まとめ
- 「面を差し込む」は面の中に新たな面を作成すること
- 「面を差し込む」にはいくつかのオプションがある『境界・均一オフセット・相対的なオフセット・辺レール・幅・深度・外側に挿入・外側を選択・個別・補間』
参考サイト
大変勉強になりました、ありがとうございましたm_ _m