目次
本記事の目的
本記事の目的は、Blenderを起動すると必ず真ん中にある3Dカーソルは一体どんな役割をしていて、どんな使い方があるのかを知ってもらうことです
3Dカーソルとは
3Dカーソルは、ツールバーの上から二つ目くらいにある赤と白の浮き輪みたいなやつです
3Dカーソルには次のような役割があります
ココがポイント
【3Dカーソルの役割】
- メッシュを追加した時、3Dカーソルの位置に生成される
- オブジェクトをカーソル位置に移動させることができる
3Dカーソルの位置に新規メッシュを生成
3Dカーソルの位置にオブジェクトを移動
3Dカーソルの使い方(オブジェクトモード)
3Dカーソルの使い方というより、3Dカーソルの移動方法の方が日本語的に適切ですね笑
ココがポイント
【3Dカーソルの移動方法】
1:ツールバーの「3Dカーソル」を選択
2:3Dカーソルを移動させたいところを左クリック
※結構気軽に位置が変わる上に「command + Z」でやり直せないので、3Dカーソルを移動させたらすぐに別のツール(移動や回転など)を選択する癖をつけておきましょう
3Dカーソルの移動が終わったら「追加 > メッシュ」で追加したいメッシュを選択してください
もっと詳しく
最も基本的な3Dカーソルの使い方は以上です。流石に物足りないわ!って方は続きをご覧ください(たくさんいそう笑)
スポンサーリンク
以降:物足りない方へ
流石に基本的すぎて物足りなかったですよね、ってことで物足りなかった方には「3Dカーソルの他の移動方法」と「3Dカーソルの位置にオブジェクトを移動させる方法」を紹介していきます
3Dカーソルの他の移動方法
先に言っておくと、3Dカーソルの移動方法は現在私が確認できている段階で他に以下の3種類あります
3Dカーソルの他の移動方法
- サイドバー
- Shiftキー
- オブジェクトメニュー(または右クリック)
それぞれ順番に説明していきます
サイドバー
サイドバーを用いた移動方法では、細かく位置を指定できるのが特徴です
ココがポイント
Shiftキー
Shiftキーを用いればツールバーで「3Dカーソル」を選択していなくても移動させることができます。また、原点(0,0,0)に戻すこともできます!
ココがポイント
【Shiftキーを用いた3Dカーソルの移動方法】
好きなところへ移動させる場合:Shiftキーを押したまま右クリック
原点に戻す場合:Shiftキーを押したまま「Cキー」
※原点に戻す場合、表示状態の全てのオブジェクトが画面に収まるように勝手に視点移動します(かなり遠くにオブジェクトがあったら大変なことに...)
オブジェクトメニュー(または右クリック)
オブジェクトメニューを用いた方法は3Dカーソルを「選択物・ワールド原点・グリッド・アクティブ」に移動させることができます
細かい指定はできませんがスナップしてくれる(日本語あってる?)ので結構使う機会があると思います!
ココがポイント
【オブジェクトメニューを用いた3Dカーソルの移動方法】
オブジェクト > スナップ の「カーソル → 選択物」をクリックした場合
- 選択しているオブジェクトに移動させる(複数選択している場合は、選択しているオブジェクトの中心になる)
オブジェクト > スナップ の「カーソル → ワールド原点」をクリックした場合
- 原点に移動させる
オブジェクト > スナップ の「カーソル → グリッド」をクリックした場合
- 一番近くのグリッド線上(Z軸含む)に移動させる
オブジェクト > スナップ の「カーソル → アクティブ」をクリックした場合
- 選択しているオブジェクトに移動させる(複数選択している場合は、最後に選択したオブジェクトになる)
※右クリック > スナップでも同じです
3Dカーソルの位置にオブジェクトを移動させる方法
3Dカーソルの位置にオブジェクトを移動させる方法はオブジェクトメニューを用いたもののみだと思います
ココがポイント
補足:編集モードの場合
今まではオブジェクトモードでの話をしてきましたが、編集モードではどうなるでしょうか?
編集モードの場合は、オブジェクト単位ではなくメッシュ単位で扱えるのでより細かく位置を指定できるようになります!
まとめ
お疲れ様です〜
最後に簡単にまとめて終了します〜
まとめ
- 3Dカーソルの位置に新しいメッシュ(オブジェクト)が生成される
- 3Dカーソルの位置にオブジェクトを移動することができる
- 3Dカーソルの移動方法は「ツールバー・サイドバー・Shiftキー・右クリック」の4通りの方法がある
- 3Dカーソルにオブジェクトを移動させるには右クリック > スナップの項目で行う